商品の詳細

※2024年度は収穫ができませんでした。楽しみにしていただいていた方々、大変申し訳ありません。。

---------------以下の文章はそのまま残しておきます--------------
『2024年度産の予約です』
購入の予約を検討いただきありがとうございます！

ササシグレ～さっぱりした食べ心地を代表するササ系のはじまり～

【味や口当たりの特徴】
さっぱりした口当たりのお米です。
自然農園マユコベのお米では、「新力」「亀の尾」「ササシグレ」という順に、もっちり系に近づいていきますので、普段コシヒカリなどを食べていてその食感などにおもさを感じたらぜひササシグレから試してみてください。

【歴史】
現代のお米であっさりしたお米といえば、「ササニシキ」が有名です。
1950年代、このササシグレはとても食味が良かったと評判のお米でした。
しかも収穫量が比較的多く、味も良いことからたくさんの農家が栽培しました。しかし病害に弱いことがわかり、それに対処するようにすぐに開発されたササニシキに取って代わられました。
一般のまた当時の食料管理制度の下では、「ササシグレ」という名称が一般的には使われなかったため、ほとんどの人がその存在を知りません。

当時、ササニシキとササシグレの味はほとんど同じだという認識が多く、混米だったこともあり、ササシグレは消えてゆきました。しかし育てていた農家さんはササシグレの味や価値は大切に残すべきだとして、今でも純粋な種を保存している団体や農家さんがあります。そのように隠れた名品種として今でも大切に残されています。私たちのササシグレの種もそういった団体から友人を経由して、やって来ました。
ササシグレのことを考えると、その友人との会話を思い出します。個人的にも感慨深い記憶に繋がっている品種です。

【まゆこべの一言】
私たちの農園では、栽培面積が多くありません。ササシグレは東北を中心に育てていた品種で、近年猛暑が続く徳島県ではどのくらい適地なのかを確かめているところです。ササシグレを徳島県ではどのように育てたらしっかりと成長するのか、日々勉強中です。ちなみに昔、徳島県でもごく短期間ですが、〈奨励品種〉となりました。
寿司米としても相性が良いようで、ぜひ使っていただけると、嬉しいし楽しいです。

【もう一言】
玄米～5分づきで食べるのがおすすめです。
他の品種と比べて小粒です。

白米に精米すると、約9～12％ほど量が減ります。
販売／発送開始は11月中旬もしくは12月上旬の予定です。
収穫量が著しく少ない場合は、予約いただいた数量をお渡しできない場合もあります。またそれに伴って価格の変更もあるかもしれませんが、追って連絡させていただきます。

収穫前予約のご支援ありがとうございます。